16年ぶりにTBSドラマで復活した「ドラゴン桜2」。
東大専科が設立され、いよいよ受験勉強が本格的にスタートして話題になってます。
第4話に登場した東大数学の鬼、柳鉄之介(品川徹)は、前作と全く変わらぬキャラで登場。
竹刀を持ちながら、スマホを使った東大数学攻略法を展開します。
ユニークで型破りな講師が次々と登場するのも、ドラゴン桜の大きな魅力です!
ところで、一番の型破りといえば主人公の桜木健二ですが、彼自身の学歴が気になるところです。
そこで、桜木の学歴や、弁護士になるまでの経緯についてご紹介します。
ドラゴン桜桜木健二の学歴情報を紹介
結論からいうと、桜木健二の最終学歴は「中学」です。
みなさん、意外に思う人が多いんじゃないでしょうか?
「ドラゴン桜」主人公桜木、中卒弁護士だったんですね。気づきませんでした。
— あいざわ(相澤信一) (@wingletter) April 17, 2021
自分も、桜木健二はてっきり東大卒業してると思ってました。
では、なぜ、桜木は高校に進学しなかったのか、それは、桜木の生い立ちが関係してます。
桜木は中学の頃、バスケ推薦で名門高校に行くことが約束されてました。
ところが、友人から借金を負わされた父親が保険金自殺し、将来が狂ってしまいます。
このことから自暴自棄となり暴走族となってしまうのです。
高校に進学するどころじゃなかったんですね。
桜木の父親は、友人が踏み倒した借金を保険金で返すために自殺したんですね。
バスケの夢を絶たれ、お金が原因でお父さんまで失った桜木が自暴自棄になるのも無理はありません。
世の中の理不尽を痛感したことが、桜木の原点になったことは間違いないでしょう。
弁護士になるまでの経緯は?
その後、警察に逮捕されたことで目が覚め、大検(大学入学資格検定)を経て東大に合格します。
しかし、東大には入学せずに、独学で弁護士資格を取得するんです。
東大に進学しなかった理由は、原作では明かされていません。
生徒たちには東大を受験させてるのになぜなのか気になりますよね!
ドラマのほうで、その理由が語られることに期待したいです。
中卒から弁護士になれるの?
中卒からでも弁護士なることは可能です。
実際に中卒で弁護士デビューしてる人に「大平光代さん」という人がいます。
大平さんは暴力団の世界から一転、弁護士になった異色の人です。
桜木健二に勝るとも劣らない経歴ですね!
勉強方法を質問されたので、思い返してみると、20年ぐらい前にベストセラーになった、大平光代弁護士(中卒、極妻から立ち直りを決意し、司法試験一発合格)の本から影響を受けていたように思います。
受験ノウハウ本ではない(でも、凄く参考にはなる)ですが、改めて読んでみると、親目線で感動
— 西田聡子|弁理士 (@nishida_satoko) May 7, 2021
どうすれば大平さんのように中卒から弁護士になれるのか、ざっくり解説しますね
周知のとおり弁護士になるには司法試験への合格が必須ですが、中卒時点では司法試験の受験資格がありません。
なので、まず、受験資格を得る必要があります。
司法試験の受験資格を得る方法は次の2つ。
【方法1】法科大学院に進学する(期間3年)
法科大学院に進学するには次の条件が必要です。
・高卒認定(大検)を取得して大学へ入学
または
・大卒者と同等の能力があると評価される
【方法2】司法試験予備試験に合格する
法科大学院を修了者と同じ能力があると証明する試験
<弁護士になるための一般的な流れ>
例えば、桜木の場合、大検を取得してるので、方法1の法科大学院に進学し受験資格を得たと考えるのが妥当でしょう。
なお、方法2は中卒の学歴でも受験可能ですが、大卒者レベルの知識が要求されるのでかなりハードルが高くなります。
このように、受験資格を得た上で、ようやく司法試験が受験できます。
司法試験は弁護士や裁判官になるための国家試験で、最難関試験の一つと言われてます。
でも、司法試験に合格しただけでは、まだ弁護士になれません。
弁護士会に登録して業務を開始するには、1年間の「司法修得」を受けて「司法修習生考試」という能力判定試験への合格が必須条件です。
なんだか息切れしそうですが、法律を扱う職業なので厳しいのは当然ですよね。
そんな難関の弁護士資格を独学で取得した桜木健二は、相当な努力家であることが分かりますね!
原作者の学歴
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桜木健二を生み出した原作者「三田紀房さん」の学歴についても調べてみました。
三田さんは明治大学政治経済学部を卒業してます。
東大ではありませんが、明治大学もかなり優秀な大学です。
でも、経済学部を卒業して、なぜ漫画家になったのか不思議ですよね。
桜木健二と同じく、やはり三田さんにも事情がありました。
三田さんは大学卒業後に西部雑貨店に就職しますが、父親の体調不良から実家の家業を継ぐことに。
しかし、父親の死後、多額の借金が発覚してしまいます。
桜木健二の生い立ちと被りますね。
そんな時、賞金目当てに送った漫画がコンテストで優勝し漫画家となるんです。
漫画家になった動機は「紙になんか書いて(賞金)50万とはワリがよい」と思ったとのこと(笑)
何ともユニークな漫画家デビューですよね。
なお、ドラゴン桜を書くきっかけは、東大卒の担当編集者の「東大など簡単に入れますよ」という一言からだそうです。
ドラゴン桜は、この編集者や東大の同級生から聞き出した受験テクニックが使われてます。
東大生が実践した勉強法だからこそ、説得力があるんだと納得できます!
ドラゴン桜桜木健二の学歴情報を紹介のまとめ
この記事ではドラゴン桜 桜木健二の学歴情報についてご紹介しました。
東大専科を立ち上げた桜木が、実は東大には進学せず、中卒の学歴だったのは驚きですよね!
そんな桜木健二が、東大専科の生徒をどうやって合格に導いていくのか楽しみです。