ドラゴン桜藤井原作との3つの違い

ドラマ「ドラゴン桜2」がついに完結しました!
最終回で、東大専科の生徒たちの中でも、一段と輝きを放っていたのが藤井遼(鈴鹿央士)です。

藤井は、嫌がらせを受けた健太のため、自らケガを負ってまで助けます。
このシーンにSNSでは「号泣!」「感動した」などの声が飛び交いました!

そんな藤井遼ですが、原作にも登場する人物です。

そこで、この記事では、藤井亮が原作とどう違うのか、3つの違いについてご紹介していきます。


ドラゴン桜藤井遼原作との3つの違い

ドラゴン桜の原作(漫画)にも藤井亮は登場します。
ですが、漫画とドラマでは異なる点が複数あるんです。

では、それぞれ見ていきましょう。

原作とドラマでは藤井遼の受験科目と合否が違う

ドラマでは藤井亮は、理科一類で受験しますが、健太をかばって右手首を痛めるなどのアクシデントもあり、東大受験結果は不合格でした。

一方、原作漫画では、センター試験の結果が悪く、桜木の説得どおり理系をあきらめて文転し、東大文科II類に現役合格します。

藤井が理系にこだわったのは工学部でロボットを作りたい思いから。
希望を貫いて受験したドラマ版の藤井のほうがより魅力的な人物に描かれてます。

なお、ドラマ版の藤井遼は東大専科に所属しながら、坊主頭の小橋&岩井と3人で来年の東大合格を目指すことになりました。

余談ですが、ネットでは、藤井くんと小橋&岩井の3人が合格するまでのスピンオフ作品を作ってほしいという声が多数上がってます。

この勢いで制作すれば、ヒットすること間違いありません!

原作では藤井は東大専科に入らない

ドラマでは藤井遼は第1話から登場します。
最初、水野直美(長澤まさみ)から東大専科へ入ることを勧められますが、『バカと一緒に勉強するとバカがうつる』と突っぱねます。
しかし、藤井は自ら提案した東大専科とのテストの勝負において負け、東大専科に入ります。

一方、原作漫画では、藤井遼は3巻目でようやく登場します。


ただし、藤井は高校の「難関大コース」に所属しているため、東大専科には入りません。
ドラゴン桜の漫画では「東大専科」と「難関大コース」の2コースに分けて東大受験を描いてるんです。

2つのコースの所属メンバーは次のとおりです。

龍山高校のコース名 所属メンバー
東大専科コース 天野晃一郎、早瀬菜緒
難関大コース 藤井亮、小杉麻里

なお、「瀬戸輝」「原健太」「岩崎楓」は原作では登場しません。

・藤井遼が東大専科に入らない理由

理系クラストップの藤井亮と文系クラストップの小杉麻里は、明らかに東大専科の二人とレベルが違います。

そのため、桜木もあえて二人を東大専科に誘ってません。

ただし、ドラマと同じく桜木は藤井遼にアドバイスするなどサポートしてます。
ドラマと同じく「人より上だと思いあがったヤツは、東大に受からない」と伝えてるんです。

原作とドラマでは藤井の性格が若干違う

藤井遼は、原作もドラマも秀才だけれど、他人を見下すイヤミな性格は共通しています。
ですが、若干異なる点があるんです。

ドラマの藤井は、すぐにカッカする性格で、桜木のアドバイスにもムキになって反抗します。
また、担任の大山将大に対しても「三流大出身だろ」などと教師にまで暴言を吐きすてます。
感情をストレートに言葉に出してしまう、あまり、世渡りはうまくなさそうです。
憎み切れないどこか幼い可愛げあるタイプです。

一方、原作での藤井亮は「冷静な皮肉屋」です。

淡々と天野や教師を見下す態度をとります。

例えば、難関大コースの教師・水口が「東大目指して一緒にがんばろう」と言ったことに対して、「頑張るって、何を頑張るんですか?」と冷めた態度で答えます。
水口が戸惑ってると「まぁ、いいです」とバカにしたな目で水口を見るんです。

あからさまに反抗する態度をとらない分、タチが悪い性格に描かれてるんです。


ドラゴン桜藤井遼原作との3つの違いまとめ

この記事では、ドラゴン桜に登場する「藤井亮」について原作との3つの違いをご紹介しました。

原作との3つの違いまとめ
  • 藤井遼の受験科目と合否が違う
  • 原作では藤井は東大専科に入らない
  • 原作とドラマでは藤井の性格が若干違う

原作漫画では、藤井亮は天野以外の生徒とあまり絡むこともなく登場シーンも少ないです。
いわば、天野を引き立てるためのわき役キャラです。

比べると ドラマ版の藤井遼は登場シーンが多く、他の生徒たちとも交流してます。
最終回では、藤井遼が一番記憶に残る人物になったといえるでしょう。
鈴鹿央士さんの素晴らしい演技が藤井のキャラをさらに魅力的に見せてました。

原作漫画も読んで、さらにドラマとの違いを比較してみるのもおもしろいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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