Painter 野嶋奈央子 Naoko Nojima Blog > 2019

2019


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8月 19

久しぶりのブログと久しぶりに個展

書きたいことも多いけど日常が忙しいと滞り、このブログにも書きかけのまま非公開のテキストが増えてしまった。「なんと日常とは強いことか!」といつも思うわけで、私の些細な想いなんて「日常」が始まってしまえば一瞬で日常に黙殺されているような感じ。

それでも絵は今までになく描いており、それも今までになく楽しく感じている。それも不思議なことに、今までになく仕事が忙しいのに、なのだ。残業してくたくたになって帰宅して0時をまわっても描こうと思うのだから自分でもどうしたんだろうかと思ってしまうぐらいに描くことが楽しい。

描くのが辛い時期の絵はそれはそれで良いものだし、個展で1番苦しんでギリギリまで出さないでおこうと思った絵が一番先に売れたりもするので、
今が楽しく描いているからといって作品がいいというわけでもない。でもそれでいいと思ってる。

自意識が勝ったり、自分で自分の調子をコントロールしてる時の作品を、自分ではあまり魅力を感じない。なんだかちょっと引っかかりながら描いている方が余分なものが付いてきて(邪魔だったりもするけど)嫌いじゃないので。

今は描くのは楽しい分、体力や時間や仕事での精神的な疲れが酷く「日常の私」に関しては限界に近いので、逆に描くこと(が楽しいの)でバランスを取れているのかもしれない。
つまりは安心安定した時期の作品は私にはないのかも?

儘ならない!ということは多いけど、そこで止まったり均したりしないでそこから壊すことを恐れたくない。とまぁ今夜も描いて熱くなっての真夜中なので久しぶりにこんなブログを書いてしまった。

そんな儘ならない日々の中、久しぶりに個展があります。

8.26〜31
11時〜18時30分
*初日は14時〜/最終日は16時まで
新宿歌舞伎町のギャラリー渓にて
○初日夕方17時30分よりギャッラリートークもあります。

これは新宿クリエイターズ・フェスタ2019のイベントと中で行われる個展です。
このイベントに伴い今月から新宿のあちこちで展示やイベントが行われています。

よろしくお願いいたします!

nojimaDMs

 


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1月 19

目標もなく描く

新年があけました。昨年は特に発表の機会を設けない一年でした。

毎日仕事に明け暮れる生活の中で絵を描き続けることは難しいけれど、ふと描きたくなる瞬間が多かった年でもありました。展示を決めてそれに向けて描くタイプなので、発表の予定がないのに日常的に描くということが実は今まであまりなかったのです。

目標なく描くと、意外な発見が多かったりします。意図しない気づきや、逆方向に行ったおかげで現行が間違いではなかったという確信にたどり着けたりもしたので良いきっかけにもなりました。

以前はそこまで美術展に足を運ぶタイプでもなかったけど、近年は何を探すように音楽のライブや美術展にも行くことも増えました。なんというか油断すると日常生活に埋もれてしまいそうになる感性を奮い立たせるように仕向けるというか、おかげでなのか返って自分に響くことを見つけて感動する感覚も大きくなったような気もします。

最近は電子マネー化が進んで手でお金を数えたり目に見えてお金が減っていくことを感じられないことに少し怖さを感じつつ、便利にはかなわないなぁとも思ったりします。昔のバイト先で、世の中振り込みが主流なのに給料袋でもらっていた時期があって私にはその給料袋を手に取る瞬間の手応えがすごく良かったり。デジタル表記の時計より文字盤の方が時間を感じられたり。私の性格がひねくれているせいで時代と逆行したいだけなのか、アナログ世代が染み付いているのか、なんとなく体感的に感じられないものが苦手なのかもしれません。

そういった電子化や、断捨離や終活といった捨てることや身軽になることがブームの中、やっぱりまだまだしつこく手応えを求める生活をしたいと思うこの頃です。自分にまとわりつく重みを感じられるモノ達をずるずる引きずりながら歩き続ける体力をまだ失いたくないという感じです。

まだ昨年のような発表の機会もなく目標など定めずに描きたい気持ちもあるんだけど、そろそろまた個展でもしようかなというのが今年の気分。さてどうしようか。

そんなわけで今年は実りある制作活動をしたいところです。

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