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ブルーハーツ世代

絵を描くときは色んな音楽を聴く。基本なんでも聴くので、クラシックのときもあればテクノ、ロックやレゲエやヒップホップや歌謡曲、近年大好きな昭和歌謡を聴く事もある。(たまに音が形になって押し寄せる時には無音にする。)

私は音楽が大好きだった。若い頃は、本当は才能があるならば絵よりも音楽をやりたかったけど、基本的に練習することが嫌いなので、楽器が全然うまくならいおかげでミュージシャンを目指さずにすんだけど。

小さい頃はピアノもエレクトーンも習って、小学校低学年の時に担任がドラム好きで教室にセットが置いてあり、ドラムや和太鼓の授業もあった。ドラムはずいぶん褒められて、全校音楽会では皆が合唱する中でひとりドラムセットを叩かせてもらっていたので、私のクラスだけは伴奏がピアノと私のドラムだったりした。なんとなく色んな習い事をしていたけど、自分から積極的に主張したのはドラムを習いたいとうことだけだった。なのに、当時の校内暴力時代の「不良」たちのイメージの中にバンドがあったため、人一倍厳しかった我が家では当然そんな主張が通る筈もなく…
あの時にドラム習っていたら人生変わっていたかな?と今でも想像はするけど、勘だけで生きてるタイプの練習嫌いの私には、きっと向いていなかったのだろうとも思う。高校祝いにアコースティックギターを買ってもらったり、大学に入ってからもこっそりベースの練習をしたけれど、本当に向いていなかった。バンドのボーカルに誘われた事もあったけど、とにかく10代の頃はひねくれすぎていて、そういう目立ったことは一切さけていたので当然のごとく断っていた。1人で勝手に自分の世界にひたれる絵描きがやっぱり向いているんだろうな。。

音楽をやる側にはなれなくても、大学時代は特にライブにはよくでかけた。実家にいる頃は家が厳しくてライブにもなかなか行けなかったので、大学時代はお金が無くてもゴハンを我慢してライブにでかけて、食費を節約してのライブ痩せをしていた時期もある。

中学ぐらいからは、人と仲良くなる時には「ブルーハーツが好き」という共通点で始まることが多かった。ブルーハーツを特別好きというよりも、あの頃バンド好きだった人は必ずブルーハーツを通っているとも言える。それにしてもブルーハーツというのは特別だった。あの年頃にブルーハーツの音楽に出会えたというのは、どれほど特別なことだったか。

ツイッターでブルーハーツbotをフォローしていると夜中に呟きが減った時間にやたらとブルーハーツの歌詞がTL上に上がってきて、いまでもその歌詞にきゅんきゅんする事がある。だけど当時10代の頃のその気持ちとはまた違ってて、少しだけ大人になった今の自分にとって違う解釈や気持ちでも引っかかる歌詞だから、やっぱりブルーハーツはすごいんだよね。若い頃の思いと、今の自分が見えてる(当時と違う)世界が、いい感じに混ざり合う。そして、あの頃の気持ちも絶対に忘れちゃいけないなとも思ったりする。

他にもブルーハーツと同じぐらいに友達になりやすいのは「ブランキージェットシティが好き」というのかな。高校時代に進学校に通っていて居心地の悪さを感じて過ごしていた私にとって、地元のローカルなCD屋さんの視聴コーナーで聴いたブランキーの「悪い人たち」のインパクトはいまでも忘れない。いまでも飲み会で出会う人と、ブランキー好きなの!?みたいな盛り上がりはある。

勿論成長することは当然大事だし、その年代にあった価値観を持つことも絶対に必要だと思っている一方で、あの頃の感覚は絶対に忘れてはいけないとも思っている。そう思わされるのは、思春期の頃にブルーハーツやブランキーの音楽に出合ったおかげと思ったりする。今でもコンバースのスニーカーは捨てられないしドクターマーチンの靴を履く。たぶんこのままコンバースやドクターマーチン履きながら年老いていくんだなぁ私は。

 http://www.youtube.com/watch?v=d7yQHNntX4I

http://www.youtube.com/watch?v=DAdQNnIcn0k

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