Painter 野嶋奈央子 Naoko Nojima Blog > 2013 > 3月

3月, 2013


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3月 13

人差し指に指輪をつけるきまり

私にはきまりごとがいくつかある。

その中でも絶対なのは、指輪を人差し指につける事と腕時計をすること。
寝坊などで時々指輪を忘れてでかけると、あまりに落ち着かなくて安い指輪を出先で買ったりもするぐらいにないと落ち着かない。。。腕時計は、携帯を持つようになってから近年はほとんど見ないんだけれどとりあえずつけておく。

人差し指の指輪は左右両指。
特に左の人差し指にはもう10年以上毎日同じ真黒い指輪をつけていた。
つけていた、という過去形になったのは今日のこと。というのも、どうやらなくしちゃった…。

散歩の途中で不思議な石屋さんにふらっと入って買った指輪で、全然意味もないのだけれど毎日つけているとお守りみたいになっていった。

アクセサリーが好きだけどなくしたり切れたりする事も多くて、思い入れが強いのでいちいち落ちこむわけだけど、今日は今まで1番身に付けてお守り化していた指輪をなくしたと気づいた瞬間になんだかホッとした。
決まり事を決めてそれに従うことで落ち着くという癖に、いつからか自分が縛られてしまってるのが自分でもずっと気になっていたんだと思う。

私は情や執着をずるずるひきずるのが大嫌いなんだけど、きまりごとを守ることで落ち着く癖はそれに似たようなもんなのかも。
これからもたぶん両手人差し指に指輪をつけ続けていくかもしれないけど、なくしたならまた新しい指輪を決めてつければいいだけなんだよなぁ。
きまりごとをきめる癖は今更なおらなくても、きまりごとをどんどん更新してもいいのかもなーと思ったらいきなり気が楽になった!(という風に決めてまた落ち着いてるのだろうか??)

昔は彫金で自分で指輪を作っていたけど最近はもう作らなくなっていた。
これをきっかけに新しい人差し指用の指輪を作るつもり。


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3月 13

すきなものやことで埋める

よい映画を見るとしばらくその世界の中に浸っていたくなる。
というわけで最近のお気に入りはこれです!

http://moonrisekingdom.jp/index.html

↑ムーンライズ・キングダム

好きな映画の説明をするのが苦手というか好きではないので、あまり説明はできないけど、ストーリーは勿論、色やシーンに印象的なものがたくさんありました。(最初の出会いや、浜でのダンスのシーンなどなど、あげるときりがない。)

いい映画を見たり好きな音楽に出会うと、自分の制作と比べて考えてみたりします。
映画ならば、監督がどこまで自分の「好き」で埋めていくかというところを想像するのだけど、映画の世界は色んな人が関わるので実際現場ではそう簡単なことではないだろうなとも想うけど。。
でも私の好きな映画は、先ず第一に作ってる人間の「好き」をつっきってる感じがするもの。

時々むかーしなんとなく言われた言葉を思い出すことがあって、制作については浪人時代に言われたことをいまだによく思い出すわけですが。浪人時代の私はけっこうな困った感じの扱いにくい学生でした。(たぶん。)
すごく堅い性格だったので「基本」から抜け出せない私に、当時の担任が敢えて担任でない先生に 私の絵を見てやってくれと頼んで、ほとんど面識もない先生に言われたこと、、

もう基本はじゅうぶんだから、のじまは本当に好きなものだけで画面埋めてみればいいんだよ。

今でも、迷って惰性で手をうごかしたり無意識で何かの影響や流行みたいなものに流されそうになったら、そのときに言われたことを思い出して勇気がでます。

本当に好きなものだけですみずみまで埋める。
絵画という個人作業だからこそ出来る贅沢で幸せなことだけど、意識しないと意外にできないこと。そして、それって愛のようなものだな、とも思うのです。

 

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