Painter 野嶋奈央子 Naoko Nojima Blog > 2011 > 8月

8月, 2011


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8月 11

思い出の匂いと捻挫

色んなことが突然にやって来る。
遠くから眺めていると、実はすごく簡単な仕組みで繋がってたりするのかもしれないし、
びっくりするぐらい絶妙なバランスで上手いこといってる のかもしれないし。

真っ只中で毎日ひたすら過ごしてる自分は、そんな仕組みに何にも気づかなかったりもするのだろうか?

先日、足首を捻挫した。
震災の時もそうだけど、自分がその張本人になるなんて思ってもいないことって多い。
運動もせずに普通に生活していて、捻挫なんかするとは夢にも思わなかったもん。

仕事の休憩中に疲れてふらふらと散歩に出かけると、いつも使ってる職場の階段で転んでしまっただけで捻挫なんて、もう若くもないなーなんて思ったりもした。

私の実家は、2階が住宅スペースで、1階は車庫と物置だった。
物置と言っても1階部分の大半を占めているのでけっこう広くて子供の時には近いのに未知の 空間だったと思う。そこでよく遊んでいたけど、いくら遊んでも手が届かないガラクタが奥の方にいっぱいあって不思議な空間だった。

階段を下りてる時に、ふとその実家の物置の匂いがした。
埃っぽくて決してイイ匂いではないのだけれど、そういう時って脳に直接記憶のスイッチがパチンと入るような不思議な感じでびびっと入り込む。それで遠い記憶の中に沈んで行くわけで。

そうこうして、小さいころの懐かしい匂いにひたってる瞬間の転倒で捻挫。
捻挫は、通勤時間が長いのでしばらくは相当に不便だったけど、ずっと頭の片隅に追いやられていた匂いを思い出して、なんとなくそわそわしている。

 

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