Painter 野嶋奈央子 Naoko Nojima Blog > 2011 > 3月

3月, 2011


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3月 11

1週間は長く1日は短い

ここのところ絵を描いていないということに、やっと昨日気づいた。
2月の下旬から仕事の残業が増えて描けないまま、そのままバタバタとニューヨークへ出かけて、帰って来たら時差ぼけも治らない状態の大災害で、まったく気持ちが落ち着かなくなっていた。ここ数日は描くことすら忘れてた。

この1週間はすごく長くて、ここんとこ1日が早く過ぎる。
勤務先が休みになり、部屋で節電して生活すると、夕暮れが1日の終わりを決める。
部屋でも仕事はするけど、テレビとネットの情報ばかり気になる。

こんな時期だから何を言っても何かに触れそうで、なかなかブログをアップしない人も多いと思うけど、黙ってても仕方が無いし、そこを敢えて書いてみた。

誰もが無力感を感じただろうし、口や態度に出なくても誰もが何かを深く考えたり傷ついた1週間だと思う。
美術家も音楽家も何かモノを作ってる人は、特に自分は何が出来るのかに苦しめられてるようにも見えた。
その問題に関しては、私はずいぶん前からあっさりと答えが出てる。
自分のようなレベルの絵描きには、絵を描く事では何も解決出来ない。

ならば絵を描く事が不要だとか不謹慎なのかといえば私にとっては必要な作業だし、
こんな時こそ自分の気持ちを安定させる為にこの状況に迷惑をかけない範囲で描けばいいとも思う。

それに、1人の人間としてなら出来る事はあるわけで、その出来る事をとりあえず行いながら、人のことを傷つけないこと、問題に対しては真剣に考えて意見を持つこと、冷静さを意識すること、世の中が混乱する中では、非力ながらも自分の身を守りながら過ごすことも大事だと思った。

色んなことを考えたり不安になったりしたけど、余震も減ってきたおかげか、なんとか少しずつ落ち着きが戻って来てる。
なんて書いたところで余震。だけどこれにも慣れてきたのか。

今度のブログは、刺激的で楽しかったNYのことを書こうと思います。


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3月 11

合う合わない

人が集まると、合うとか合わないとかそういうことになる。
恋人も夫婦も友達も同僚ももちろんそうなんだけど。
その中でも私はいつもたいてい微妙な位置にいて
(と、少なくとも自分ではそう思ってる。)、
お酒を飲むのが好きなせいか男友達も多いし、
女友達からは「あの時期の友達はあなたぐらいしか残っていない。」なんて言われるとこも多いんだけど。
私は分野や趣向で人を選ばない。

どちらかと言うと、イイヒトだけど中途半端な考えよりも、
多少癖があってもその人の中で芯が通ってる感じの方が信頼出来る。
だから表面的な趣向が合わなくても、私自身は気にならないわけです。

結局はタイミングやバランスで、その時に合う人がそこにいて、
その思想が間違えていなければ、きっとその時に必要な人がそこにいるのかなと。
だから人との別れももしかすると、
必要な時期と役割をまっとうして、それに応じて動いてるだけで、次のステップに行く為に訪れるだけなのかもと思う瞬間があるのです。

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