Painter 野嶋奈央子 Naoko Nojima Blog > 2010

2010


1
12月 10

いつもの追い込み

いつも最後の1週間に、あともう1週間欲しい…って思うんだけど。
けどでもきっと、どこまでいってもそう思うのかもなーとも思う。
それでもアトリエ借りてからは作品自体の完成度はぐっとあがった!、、、つもり。

なんだかんだで来週から個展です。
いつも年末に個展をするので、これが来るとああこれで今年も終わりだなーって思う。
身近な友人達も毎年12月に私の個展があるので、私のDMを見ると1年の終わりを感じるなんて言われる事もよくある。

最後の気になる細かいところをしつこく描きながら、あとは週末の搬入を待つのだ。


1
12月 10

多摩川があるから

美大時代に住んでいた橋本から今のところへ引っ越したのは卒業して1年経ってから。
当時のバイト先と都心の間で…というのもあるけど、
橋本へ向かう京王線から見えた多摩川が大好きだったから、実はそれが大きい理由です。

その頃に一度だけ下車して堤防をぶらぶらしたこともあったけど、
その後実際に多摩川の近くに住むとは思わなかった。
仕事や制作で忙しくて散歩に行くこともずいぶん減ったけど、
いまだにここを離れられない理由の1つは、多摩川だと思う。


28
11月 10

個展が近づいています

http://www.gallery-b-tokyo.com/2010/exhibit2010c.html#nojima

12月6日から京橋のGALLERY b.TOKYOで個展です。
ここでは、美大を卒業した年から毎年(昨年だけお休みしましたが)個展をさせていただいてます。
私にとっては すごく思い入れが強いギャラリーです。

私が初めて展示をした時が、このギャラリーにとってもオープンの年でした。
学生時代、何にも考えずにずっと制作していられると疑っていなかった私は、
卒業してすぐに働きながら絵を描きながらの生活はどうやったら出来るのか?と、完全に途方に暮れてました。
なんとかフリーターで生活は出来るけど、絵を描くのはもう少し生活が安定してからにしようと後回しに考え始めていた頃に、たまたま声をかけてくれたギャラリーがb.tokyoなのです。
あの時それがなかったら、もしかしてズルズルと働くことに振り回されて展示の機会を逃していたかもしれないと、今でこそ思うのです。

そんなこんなで、ここで個展を続けています。


28
11月 10

えと うつわと

個展が近づいています。
ここまでくると、なんか毎日ソワソワしながら仕事をしている感じ。

そんな私のソワソワの中、職場の展示が常設展になりました。
今回は、絵と器の組み合わせをテーマにしていて、
絵を展示してからそれに合わせて下の棚に器を並べています。

そんなわけで私の作品も、白くて繊細な輪郭線が特徴の器との組み合わせ。
器はshimaさんという作家さんのものです。
こういう見え方って新鮮だなーと。
私の一見ドギツイ色の絵画と、器のまぶしいぐらいの白さがどちらも強く引き立て合ってる気がします。

ネットで検索してもshimaさんの情報はなかなか出て来ませんでしたが、
六本木でのルーシーリー展の物販コーナーで見かけた方も多いのでは…?


24
11月 10

雪の中の音

当たり前だけど、地元に居る頃は、地元の気質や性質には特に気づく事もなく過ごしていた。
東京に出てきて少し経ってから客観的に感じられるようになって。
以前少し触れたけど、きっかけはロシア映画だと思う。

カネフスキー監督の、動くな、死ね、甦れ!を初めて見たときのあのむずがゆい感じ。
少年少女が主人公だから、小さな頃の思い出とかのむずかゆさもあるんだけど、
私は地元の空気感を思いだした。

一面が雪の世界。
ほとんど白く覆われているので色の感覚も、雪のせいで音の感覚も特殊なのです。
雪は音を吸い込んでしまってとにかく音が無くて、それは耳が痛くなるほどの静寂なのです。
こないだ観た、ぼくのエリ200歳の少女 という映画も似たような肌触りだったな。

その感じって、この世に自分以外が居ないような静けさだったりするから。
遠くで車が雪を踏みながら進む音がするんだけど、それが実際の距離以上にずーっと遠く感じるのだ。

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